院長挨拶
Greeting

最高水準の透析医療を目指して
早いもので、当院開設から20年が経過いたしました。その間、多くの方々から数えきれないほどのご支援・ご協力をいただき、今日を迎えることができました。心より感謝申し上げます。
この数年の間猛威を振るったコロナ禍では、当院においても感染者は見られましたが、幸い全員元気に回復され、施設内でのクラスター発生を見ることなく今に至っております。
これにはスタッフ全員の協力のもと、患者様の入室前からの厳格で徹底した事前情報聴取と疑い症例への全例検査、陽性者の入室時からの隔離型車いす使用や時間的隔離などの対策、自院内の隔離エリアでの透析が有効であったものと考えております。
当院究極の目標である最高水準の透析提供におきましては、水質の清浄化は当然のこととして、透析モードも全てのコンソールでOHDF、IHDF、ハイブリッド透析、積層型を含めたHDに対応可能となっております。また最新型のBTS（血液温度制御システム）を導入し、透析後半の血液温度の上昇による血圧低下を起こしにくい透析を提供できるようになりました。
近年の透析患者様の高齢化による介護の需要増加に対しては、送迎力・介助力をさらに強化し、透析者も安心して入居できる「グループホーム」と「サービス付き高齢者向け住宅」をクリニックの隣接地に建設し、安全な生活環境をご用意しております。
これからも時代のニーズに応えるべく、変化し続ける施設でありたいと願っております。
皆様の一層のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。